鬼門と裏鬼門
鬼門と裏鬼門
家相は方位に意味をもたせ、吉凶を招く部屋の配置について示唆してくれます。
家相では家の中心から東西南北、北東、東南、南西、北西の方位により8分割し、45度の角度で広がっていく範囲をそれぞれの方位が支配すると考えます。
この時、北東方向の範囲が鬼門、その対角線上の範囲(南西)を裏鬼門とし、神聖で汚してはいけない方位と考えます。
東北方向は陰と陽の入れ替わる位置で気が乱れやすい方位とされます。
鬼門裏鬼門のタブー
鬼門裏鬼門は御不浄(トイレや浴室、台所など水、火を扱うこと)は禁忌です。また、欠け(建物が凹んでいる)や、張り(建物が出っ張っている)も凶相です。
逆に向いているのは書斎や寝室、子供室などです。
殊に北東方向は蓄財と関わりが深いので、主人の書斎などは吉です。
正中線と四隅線
正中線とは東と西、北と南を結んだ従事のラインのことで、四隅線は北東と南西、北西と南東を結んだ×字のラインのことです。
どちらも御不浄、張り、欠けを避けます。
歴史から見た家相の実際的な効用
古代中国から伝わった風水の思想が、日本で陰陽道や家相として成熟期を迎えるのは、平安時代からと考えられます。
昔の日本の住宅を考えた時、まず、トイレはくみ取り式で換気扇もなく不衛生でした。
このトイレが北東方向に位置すると、冬は北風が吹き込んで寒く、また、家の中に匂いが入ってきます。
また、北東方向に位置するトイレや浴室は冬期は特に寒い部屋となり、身体に大きな負担をかけ、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こす要因となりました。
また、台所も当時は冷蔵庫など無く、南西方向に配置すると、高温のため食べ物を腐りやすくするため、衛生面からも良い位置ではありませんでした。
また、南西から吹く強風で大火事になることも昔は多く、安全面からも台所は避けたい位置でした。
このように昔の住居を安全で快適にするための、戒めとしての役割を家相は果たしていたと言えます。
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